モルタル

モルタルとは、、、。
砂とセメントと水を混ぜ合わせた材料で木造住宅に多く、下地素材のように張ったラス網にモルタルを数回に
塗り付けたもので防水性に優れ様々な凹凸部分や歪曲した外壁にも出来るため形・デザインが自由に選べます。
この壁の特徴としては職人さんの手作業によるものなので造られています。
材質を貼るような仕事でなくひとり一人の職人の業(腕の差)によって出来上がりも変わります。

リシン仕上げ
ブツブツとして粗い表面の仕上げが特徴で肌触りもゴシゴシした粗い感じですが自然な風合いです。
よくベランダに布団を干すときにシーツが引き裂かれて嫌だって言う奥様もいらしゃいました。
また、アクリル樹脂が使われるため安く出来上がるのはよいのですが耐久性はあまり長くなくだいたい
7~8年と言われてます。
材料は砕いた石と砂と樹脂や接着をよくするためセメントと豊富な色が出来るので着色剤などを混ぜたものを
吹き付けて施工する方法があります。
中では高級感を持たせるため大理石を細かく砕いて混ぜ合わせてモルタルを塗り硬化する前に引っかき粗い
表面仕上げをする掻き落とし(リシン掻き落とし)仕上げがあります。

リシン壁
リシン壁


スタッコ仕上げ
合成樹脂などにセメントや大理石、砂などを混ぜた原料をコテやローラーと吹き付けによって施工する方法です。
普通のシリコン仕上げより厚めに仕上がり強固で高級感があります。費用が安いわりに耐久性が高く壁としての
持ちが良いです。

スタッコ壁


吹き付け仕上げ
砂と軽量骨材などの原料と樹脂を混ぜ合わせた材料を吹き付けてローラーで表面を押さえて仕上げる方法があり
ます。
外壁に多彩な表情を演出することができるのがメリットですが使用する樹脂によっては耐用年数が変わります。

セラート(吹き付け)


ジョリパット仕上げ
鳥用と砂を混ぜ合わせした砂壁滋養の塗料でモルタルの上から塗装する材料カラーバリエションや仕上げ方法は
多種多様にあり比較的耐久性の高い塗料です。
凹凸仕上り感になるので汚れが付きやすいのがデメリットですが下地の変化に追随することができるのでひび割れ
しにくいといわれています。

ジョリパット




□モルタルの総括□
モルタルそのものの耐用年数はおおむね30年以上といわれてますがモルタルの最大の欠点は乾燥収縮による
ひび割れが発生しやすいことです。
モルタル壁自体は最初の塗装での塗膜によって保護されているので塗膜の耐久性が重要です。
仕上げの段階で塗装の塗料によって使用される塗料の樹脂の性能が低いとカビや雨垂れなどの汚れが付着しやすく
建物の美観や耐久性能が損なわれ比較的に早い段階でひび割れが発生するので注意が必要です。
モルタル壁では壁の表面の塗膜が剥げるので手でこすると手に黒板で触ったときのチョークの跡が付くとか、壁の
亀裂や剥がれとかコケ・藻の発生が表情に現れなどの症状が出たら壁塗装の塗り替え時期の判断する時期と思われ
ます。

その他の外壁種類

サ イ デ ィ ン グ

タ イ ル

A L C

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