『やはり相棒は脚本ありき』
プレシーズンから見ています。
どうしても、シーズンを積み重ねるごとにマンネリ化してしまうものですが、
その辺りを防止するため、薫ちゃん卒業やら、新しい脚本家をシーズンごとに採用するなど、
いろいろ努力はしているのだなとは感じます。
他の方も言っているように、このシーズン8は今までになく、脚本家の実力の差が激しくわかるシーズンであったと思います。
輿水さん、櫻井さんは、長年「相棒」脚本を書いてきたこともあり、
各キャラクターを理解している上、安定感の中に意外性があって、やはり面白い。
ルーキーとしていい本を書いているなと思うのは、ミステリー作家のハセベバクシンオーさん、そして太田愛さん。
太田さん脚本は、静かな展開のものが多いのですが、個人的に外れがないなと思いました。
何とも言えない遺族の悲しみと、時効が絡んだ誘拐事件や、悪戯が度を超えて起こった事件に、
「このままで良いのか?」という問いかけを残し、相棒らしさを表現していると感じました。
特に「ミス・グリーン?」は、何度、見ても泣けてしまいます。結末はわかっているのですが。
新しく加わった神戸尊を、上手く生かし切った作品でもあると思います。
前半よりも後半の方が、トータルで考えるとお勧めのエピソードが多いように思います。