『ディケイドの完結編はこれといった謎の説明は今回はないですよ』
でもなんか納得できました。
破壊とはその世界ではもともと無い事がディケイドがきた事でおきてしまったことかな?自信はないけどぼんやりそう思えます。FFRでライダーが変化したりとか、ディケイドがその世界に来なければライダーの物語はどうなっていたのか?広く言えば今回のダブルも翔太郎がおやっさんから形見としてもらった帽子もディケイドが別の世界の鳴海荘吉を呼んだ事で解決している訳で、ディケイドがこなかったらいまだに翔太郎はおやっさんの形見の帽子で悩んでいたかもしれません。
もともとあるディケイドがこなければ別の物語だったはずの物語をディケイドが別の物語に書き換えた=破壊 渡がいう「物語」っていうキーワードが第1話から凄く引っかかってました。物語がありませんという台詞もイロイロと0からの想像(創造)へのキーワードだったんじゃないかと思います。
前作の「オールライダー」も、その世界の士も実は第1話の時点で死んでいて今回全部のストーリーに登場している士はディケイドの平行世界の士で異世界の士がベルトを拾って変身したのではないのか?とか妄想が膨らみます。「異世界」っていう題材はそういう事も物語に盛り込めるのであえてその辺は視聴者の判断と想像に委ねたのではないのかと考えてしまいます。
今回も異世界に行った事で士は破壊者に変身しているし全体を通して物語にパターンが存在しているようです。今回も通りすがりの仮面ライダーです。冒頭のナレーションの「これまでの仮面ライダーディケイドは」のナレーションもパターンでニヤリとしました。今回のラストで今後も異世界を渡り旅を続け僕ら視聴者の前から混乱と常識の破壊して去っていきました。知らないところで今後も旅は続きます。しかしTVシリーズの最終回で流れた仮予告のパターンもみたかったなぁ。
ダブルに関してですが「おやっさん」が全てで、キッチリ役者としての仕事を楽しんでいる事がメイキングで伝わってきます。コレクターズパックはメイキングが必見ですよ。劇場版のDVD付きパンフレットのメイキングの完全版です。