『変わらない日常に嫌気がさしている人へ』
DVD化、待ってました!
劇場で見た感想ですが、
原作の雰囲気がとてもよく表せてせていると思います^^
カーテンから溢れる光がふんわり射し込んでいる薄暗い部屋の感じとか、種田や芽衣子のなんでもないやり取りとか、そういう"雰囲気"がとても美しい映画です。
そしてこの映画にかかせない、
種田や芽衣子が歌う"ソラニン"という曲。
いにお先生の詞にアジカンが曲をつけ、声を入れ、魂を吹き込みました。
この最強のタッグにより、見事にソラニンの世界観にぴったりな曲が出来上がりました。
種田が歌えば、過去と今との葛藤、それを乗り越えこれからを歩いて行こう。という曲に聴こえ、芽衣子が歌えば、今までの思い出を振り返り、死んでしまった種田に「私達はこれで良かったんだよ。」と精一杯叫んでいるように聴こえます。
"さよなら、さよなら"
とギターを掻き鳴らしながら叫ぶ芽衣子(宮崎あおいさん)に涙を堪える事ができませんでした。
ギターの練習はかなり頑張られたそうです。ライブシーンは凄い迫力でかっこいいですよ!(宮崎あおいさんは完璧なバンドのギターボーカルになっていました)
原作のファンの方、初めて"ソラニン"に触れるという方、音楽が好きな方、どんな方でも楽しめる映画になっていると思います。
夢や日常に悩んでいる時に、そっと背中を押してくれる、そんな温かい作品です。
変わらない日常もきっと輝いて見える事間違いなし!