『今見ても面白い』
若い頃の豊川悦司と武田真治が超能力者の兄弟を演じています。
二人はその後ブレイクし今でも活躍していますが、彼らのファンなら見ておいて間違いは無いでしょう。
1993年の深夜にフジテレビで放映されていたドラマで、おそらく予算も時間も潤沢では無かったでしょう。
今見ると全体的にチープで安っぽい部分もあります。
しかし粗々しい部分も逆に魅力になっているし、効果音や音楽や超能力の描写にスピード感があって今見ても結構面白いです。
最初は自分達の能力に戸惑い彷徨っていた主人公達が、物語中で私利私欲にまみれた俗世的な人物や自分達と同じ超能力者に出会い、成長して行く様子が良かったです。
超能力者の神谷司との対決が二回あって、最初は未熟さ故に負けてしまうけれど、二度目の対峙では成長した兄弟が神谷を上回る。神谷自体がわかりやすい悪人では無いのと、単純に超能力で傷つけあうのでは無く、静かに淡々とお互いのアイデンテティを賭けて話し合う描写が良かったです。
最終回が中途半端な所で終わっているのは残念です。